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Interview

明里麻美

よりクリエイティブな
国際共同制作を目指して

IPコンテンツ事業部 グローバルコンテンツ部 
プロデューサー / 東京

明里麻美

大学在学中よりインターンで働いたハリウッドの制作プロダクションにて、プロデューサーとして数々の映画制作に携わる。帰国後は映画制作会社で邦画制作を経験した後、フリーランスで日米合作映画制作に参加。広告制作会社勤務などを経て、2019年10月フラッグに入社。国内外での多岐に渡るジャンルの映像制作を手がける。

フラッグで働きたいと思った理由は?

前職は、主に映画やTV番組を作る日本の制作会社で働いていました。海外5ヵ国に渡る長期取材が必要なドキュメンタリー映画の撮影や海外ロケのコーディネーションの案件なども稀にありましたが、その他多くは国内での仕事が中心となっていたので、もっと国際的な仕事をしたいと考えていたんです。

再びフリーランスに戻るか、自分の会社を起こそうかと考えていた時に、元々知り合いだったフラッグの小田さんから食事のお誘いをいただきました。当時のフラッグでは、小田さんを中心に映画の買付や海外の制作案件を手がけられていて、自社での企画開発や制作を行うグローバルコンテンツ部を新たに立ち上げるというお話を聞きました。そこで「もし興味があるなら一緒にやってみませんか?」とお声がけいただき、入社することになりました。フリーで海外からの制作依頼を請け負っていた時も現場のプロデュースのみを任されるような仕事が多く、企画開発から関われる仕事がやりたいと思っていたのですが、フリーで1人だと受けられる案件の数にも限界がありますし、地盤がしっかりした会社であればより大きな仕事に挑戦できるんじゃないかと思えたからです。

明里麻美

どんな仕事をしていますか?

会社のリソースをフル活用し、海外と日本をつなぐ。

主に海外のクライアントやパートナーとの共同制作案件や、日本のクライアントの海外向けコンテンツ制作における企画開発から現場の制作管理までを担当しています。前職からお付き合いのある監督やクライアントからご相談をいただくことも多く、その場合は営業窓口としても動きます。私の仕事では監督やクライアントとの関係維持が大事なのですが、フリーだったら手が足りなくて引き受けられなかったような案件も会社のリソースで対応することができるので、とても有難いです。

現在は複数の海外合作映画案件が進行中です。すでに納品済みの案件では日本政府の取り組みを海外に向けて紹介するTVCMや、東京都の観光PR映像、海外市場をターゲットとした日本映画などを制作しました。そのうちのTVCM制作の案件では7ヵ国14拠点での撮影を実施し、海外での撮影はLAに拠点を置くフラッグ米国法人のチームに、東京や金沢、京都など国内での撮影は東京本社と名古屋、大阪のチームに対応してもらいました。社内のリソースを使いワンストップで制作できるのは効率が良く、精神的な負担も少ないので、やりやすかったです。今後もブランチ・オフィスを含めた社内の連携体制を整えて、新規案件を一緒に開発していけたらなと思っています。

どのような時にやりがいを感じますか?

チームで作り上げた達成感を毎回味わえる仕事。

どの案件も多くのスタッフに参加してもらって制作するので、規模が大きくなるほど管理が大変にはなりますが、毎回、皆で協力して作りあげたことに対する達成感を味わうことができますね。これまでは撮影が無事に終わるとか、完成したというだけで満足していたんですが、最近は視聴率や興行収入、アワードなどのはっきりとした結果や反響を得られると嬉しいです。TVCMの場合はメインの番組の視聴率に左右されるので数字から反響を読むのが難しいのですが、クライアントさんから「評判が良かったよ」と言っていただけたり、「来年もお願いします」と継続して相談をいただけたりすると嬉しいですね。

明里麻美

フラッグは働きやすいですか?

海外とやりとりする際には時差があるので深夜に打ち合わせすることもありますが、裁量労働制で部署としても毎日決まった時間に出勤しないといけないという決まりがないので、業務優先で働けるのがいいですね。自分でちゃんと管理さえできていれば自由にスケジュールを組むことができるので、業務に集中できる環境だなと思っています。やむを得ず深夜や休日に働いた場合にも、きちんと手当が出るので安心して働けます。

部署を立ち上げて間もないのでスタッフはまだ少ないのですが、それぞれが独立していて、お互いを尊重しつつ、困った時はいつでも協力し合える関係です。些細なことでも相談しやすい雰囲気があるので、1人で抱え込んで仕事をするようなことはないですし、そういったストレスはゼロですね。

今後、どのような仕事をしたいですか?

ビジネスセンスを信頼されるプロデューサーになりたい。

海外の作品を扱う日本の制作会社には数々の老舗がありますが、その中でフラッグの認知度を上げていきたいと思っています。実際に海外のマーケットに参加したスタッフが「フラッグさんは買付や配給の他に制作もやっているんですよね?」と聞かれることが増えてきました。今以上に認知度を上げ、日本を代表する会社に成長させたいです。

また、多くの制作会社においても、海外のクライアントから制作部分のみの受託となるケースがほとんどなので、もっとクリエイティブなアイデアをこちらからも提案できるような、本当の意味での共同制作と言える案件を多く手がけていきたいです。その中で、作りたいものを作りながら、いかにビジネスとして成立させることができるかというセンスを磨くことで、信頼されるプロデューサーになることが目標です。

明里麻美

どんな人がこの仕事に向いていますか?

映像制作と言ってもジャンルが多岐に渡るので、色々なことに興味を持つことができて、どんな案件に対しても同じぐらいの情熱を持って楽しんで仕事ができる人が向いているんじゃないかと思います。案件によってさまざまな人と関わることになり、大規模なものでは関わる人数も多くなるので、チームをうまくまとめていくコミュニケーション能力や管理能力が求められます。海外のクライアントとのやりとりは全て英語なので、語学力も必須になりますが、まずは相手の話していることを理解できることが大事です。たどたどしくても一生懸命話せば誠意は伝わるものなので、流暢さは二の次ですね。