ベネッセアートサイト直島レクチャー動画施策
実績概要
- ベネッセアートサイト直島に訪れる国内外の旅行者向けのレクチャー動画を制作
- 「映え」や「リゾート感」ではなく直島の歴史や歩みを軸とした過去にないアプローチ
- 退屈しないダイナミックな構成&オリジナルのサウンドトラックで特別感を演出
- 視聴者からはベネッセアートサイト直島の活動理解につながると好評
ベネッセアートサイト直島に訪れる国内外の旅行者向けに、レクチャー動画を制作いたしました。
インバウンドの需要が高まるベネッセアートサイト直島で、国内外の来訪者に向けた多様なツアー造成がスタートし、2024年に富裕層向けのツアーを実施することが決定。そこでツアー参加者に直島の歴史や歩みを知ってもらい、よりツアーを楽しんでもらうためのレクチャー動画制作を行いました。ベネッセアートサイト直島の魅力をヴィジュアルで表現した短尺版のムービーも制作いたしました。
これまでにこういった動画を制作したことは無く、インバウンドの旅行者に「映え」や「リゾート感」以上のベネッセアートサイト直島の価値を捉えてもらうべく、ツアーの期待感を醸成しつつも理解促進に繋げる過去にないレクチャー動画を起案しました。
フラッグは企画提案の段階から撮影、編集まで一貫して担当し、退屈しないダイナミックな構成と作品や建築物のスケールと美しさが伝わるような撮影技法で、直島の非日常感や特別感を演出した動画に仕上げました。またアート作品の中の実験的な音、島の自然音、道具の音を録音してミックス。直島で撮影した映像と親和性のあるサウンドトラックも制作しました。
結果として、多くの視聴者にベネッセアートサイト直島の本質的な理解につながったと高く評価いただきました。
ご担当者様のコメント
株式会社直島文化村
ゲストリレーションズ部
大石 真様
当社はベネッセハウス(宿泊施設)、アート施設(ベネッセハウス ミュージアム、杉本博司ギャラリー 時の回廊、家プロジェクト)の運営とツアーデスクとしての旅行事業を行っております。
今回、観光庁観光再始動事業の一環としてインバウンドでベネッセアートサイト直島にお越しになられるお客様に向けて当活動を本質的に理解いただくための動画コンテンツ作成をする事になったのですが、全くと言って良い程ノウハウがなかったため、企画提案から撮影までをトータルでサポート頂ける会社にお願いをしたいと考えておりました。そこで親会社である株式会社ベネッセホールディングスから、同社と取引があったフラッグ様の紹介を受けたのがご相談の経緯です。
複数の会社にお声がけはしていましたが、特にフラッグ様は映像制作の実績や充実したプロジェクトチーム組成は勿論のこと、何より熱意をもって提案いただけた事が印象に残っています。コンペ前には実際に来島されプロデューサーと監督の目を通して生のご体験を頂けたこと、ベネッセアートサイト直島の福武總一郎会長、建築家・安藤忠雄氏への取材を熱心に勧めてくださったことで両社へのインタビューを行い、内容を大きく充実させることができました。積極的な働きかけや提案をいただいた点がプロダクション選定時のポイントとして大きかったと感じております。
プロジェクトの進行中は度重なる変更もありましたが、都度柔軟にご対応頂き、大小問わず質問や相談に対して懇切丁寧且つスピーディにお応え下さりました。
漠然としたアイディアからはじまった本プロジェクトは、フラッグ様の粘り強い傾聴と熱意によって、素晴らしい実を結びました。既に数多くの方にご覧頂きながら、我々の活動理解に繋がったという嬉しいお言葉を頂いております。これからもしっかりと活用することで、より多くの皆様へ弊活動の背景や理念について伝えて行けるよう努めてまいります。
また、本納品物をもって動画コンテンツの重要性について社内でも認知に繋がったと感じております。定期的なバージョンアップや別視点での動画作成等、幅広く検討していく中で継続的にご相談を差し上げられたらと考えております。