プロモーションの傾向も考察!エンタメ企業社員が注目する2025年春アニメ

概要
2025年春も、日本のアニメがアツい!このコラムでは、この春公開されたアニメ作品の推しポイントや、作品の話題化を図るためのプロモーション傾向をエンタメ企業社員の目線で分析します。
2025年4月から放送された『黒執事 -緑の魔女編-』、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』、『ウィッチウォッチ』の3作品について解説。マーケティング担当者はもちろん、アニメ好きの方も必見です!
目次
- エンタメ企業社員が選ぶ!2025春注目のアニメは?
- 1位:『黒執事 -緑の魔女編-』
- 推しポイント:厨二心が死ぬほどくすぐられる!
- 独特な世界観を受けファンアートも活発
- 2位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
- 推しポイント:スタジオカラーとサンライズのコラボがアツい!
- 定期的な情報発信で放送日までの盛り上がりを創出
- 3位:『ウィッチウォッチ』
- 推しポイント:キャラクター達のわちゃわちゃ感!
- 楽曲と物語の融合でファンの心を掴む
- まとめ
エンタメ企業社員が選ぶ!2025春注目のアニメは?

エンタメプロモーションを得意とするフラッグでは、社員を対象に「2025年春放送開始のアニメで視聴予定の作品」についてアンケートを実施。
1位に『黒執事 -緑の魔女編-』、2位に『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』、3位に『ウィッチウォッチ』がランクイン。4位に『九龍ジェネリックロマンス』、5位に『炎炎ノ消防隊 参ノ章』が続いています。
1位:『黒執事 -緑の魔女編-』
『黒執事 -緑の魔女編-』は、ヴィクトリア朝時代を舞台にした原作・枢やなが手掛ける『黒執事』シリーズの新章です。
推しポイント:厨二心が死ぬほどくすぐられる!
ゴシックな世界観と美しいイラストが、厨二心をくすぐります。これからこの作品を楽しむ方には、ぜひこの独特な世界にどっぷり浸かって欲しいです!
(デジタルプロモーションの企画/運用担当社員からのコメント)
独特な世界観を受けファンアートも活発

世界観やキャラクターデザインの魅力を受け、ファンアートが特に人気である本作。放送開始直前には、ピクシブ(pixiv)が運営するメディア「pixivision」にてファンアート特集が組まれ、アニメの公開をさらに盛り上げました(参照:pixivision)。
IP作品の認知度向上において、SNSでのファンアート共有は今や欠かせない要素となっています。自発的な創作活動を通じて作品の魅力を新たな視点から訴求し、グローバル規模での認知度拡大に大きく貢献しています。
2位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
エヴァンゲリオンシリーズを手掛けるスタジオカラーと、ガンダムシリーズを手掛けるサンライズがタッグを組んだ、ガンダム最新作です。
推しポイント:スタジオカラーとサンライズのコラボがアツい!
『エヴァンゲリオン』ファンにはたまらない、今までと一味違う新しいビジュアルが楽しめる作品。過去のガンダム作品へのオマージュも随所に見られ、古参ファンの方は懐かしさと新鮮さを同時に感じられるかと思います!
(ラジオ企業やエンタメ企業等の営業担当からのコメント)
定期的な情報発信で放送日までの盛り上がりを創出

定期的に公式Xにグッズ情報やキービジュアルを公開することで話題化を図り、放送日までファンの期待感を維持しています。
中でもTVシリーズの放送に先駆け、2025年1月17日(金)より劇場公開された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』による話題化も、注目のポイントです。『映画市場を席巻した4作品から見るプロモーション戦略コラム』でもご紹介した、TV放送前の劇場先行上映という手法は、アニメ業界における新しいビジネスモデルとして主流になりつつあります。
3位:『ウィッチウォッチ』
篠原健太による人気漫画『ウィッチウォッチ』が待望のアニメ化。魔法使い見習いとその仲間たちの日常を描いたコメディタッチのストーリーで、週刊少年ジャンプ連載中から注目度の高い作品です。
推しポイント:キャラクター達のわちゃわちゃ感!
魔女や鬼、狼男など異能力を持つキャラクター達の、わちゃわちゃ感が特に好きです。コメディ要素と泣けるストーリーのギャップが絶妙で、笑いながらも感動できる作品です!
(映画PR担当からのコメント)
楽曲と物語の融合でファンの心を掴む

「小説を音楽にする」という独自のコンセプトで、作品のストーリーやキャラクターの感情を楽曲に昇華するYOASOBIが、本作のオープニングテーマソングを担当。放送日にYouTubeで公開されたオープニング映像「Watch me!」には、「ここ数年で一番好きなOPかもしれない」「これが『理想のOPを具現化する魔法』ですか」など、絶賛のコメントが溢れています。
『BEASTARS ビースターズ』の「怪物」や『【推しの子】』の「アイドル」でも、作品のメッセージを音楽で表現し、キャラクターの内面や感情を繊細に描いてきたYOASOBI。今回は、主人公ニコが抱く幼馴染への想いを繊細に表現しており、この楽曲によって興味を持ち作品を見る方も多いと考えられます。
まとめ
2025年春の注目アニメ作品について、推しポイントとプロモーション傾向を解説しました。
弊社にはエンタメに精通した社員が多数在籍しており、その専門知識と熱意で多くの実績を残しています。作品の魅力を最大限に引き出すプロモーション施策をご検討中でしたら、ぜひフラッグにご相談ください。小規模なキャンペーンから総合的なデジタルマーケティング全般をサポートします!