2025年も使える!TikTokマーケティングガイド
概要
このコラムでは、急成長を遂げているプラットフォーム『TikTok』がもたらすビジネスチャンスについて解説します。
参入ハードルが高いと思われやすいTikTokですが、グローバル進出や高いエンゲージメントの獲得のためには必須となりつつあるプラットフォームです。
活用するメリットや広告配信時のポイントまで幅広く紹介しますのでぜひご覧ください!
フラッグは、韓国のインフルエンサーマーケティング会社である「フィーチャリング社」と業務提携し、AIを活用したインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「featuring」の日本版を共同開発・独占販売いたします。2024年秋ごろのサービスリリースを予定しています。
また、このコラムは業務提携した「フィーチャリング社」が発信する「TikTokマーケティング完全ガイド:TikTok広告、TikTokショップ、海外インフルエンサーマーケティングの3つのケース」を元に、日本市場向けに再編集しております。
目次
- TikTokを利用するメリットと効果
- 急成長中のプラットフォーム
- ユーザーの興味関心をもとにしたアルゴリズム
- 高いインタラクション率
- TikTok広告戦略
- 行動ベースのパーソナライゼーション
- プロモーションに合わせた広告選び
- TikTok活用の成功事例
- ターゲティングとハッシュタグの活用
- ASMRでシズル感のあるクリエイティブ
- まとめ
- 「featuring(フィーチャリング)」について
TikTokを利用するメリットと効果
急成長中のプラットフォーム
TikTokは、ショート動画の発信源として、最も急速に成長しているSNSプラットフォームです。現在、世界150カ国以上で75の言語で展開されており、約10億人ものユーザーが利用しています。この規模の大きさから、デジタルネイティブ世代を中心に、潜在顧客層を多く保有しているプラットフォームといえます。
2023年の3月時点では、国内の月間アクティブユーザー数が1,700万人を突破し、今後のさらなる成長が期待されています。
ユーザーの興味関心をもとにしたアルゴリズム
TikTokでは、ユーザーがどのようなコンテンツを閲覧し、どんなインタラクションを行うかによって、その人の興味関心をアルゴリズムが学習します。例えば、猫関連の動画を共有したり視聴したりすると、そのユーザーは猫好き、猫に興味があると判断され、関連コンテンツが表示され続けます。
このような興味関心に基づく表示は広告にも流用され、よりターゲットなり得るユーザーに届く仕組みになっています。
高いインタラクション率
TikTokは、簡単に動画を作成して投稿できるため、非常に高いエンゲージメント率を誇ります。平均的なクリエイターの反応率は10%以上であり、この数値は他のプラットフォームと比較しても非常に高いです。
また、「Malatanghulu(マラタンフル)」という韓国発の楽曲が2024年大流行したように、TikTokではコンテンツや音楽がバイラルになる効果も高い傾向にあります。日本でも最近、TikTok発で人気を博した楽曲がトレンドになることが増えています。
TikTok広告戦略
行動ベースのパーソナライゼーション
TikTok広告は、ユーザーの行動や興味に合わせてカスタマイズされたコンテンツを提供するため、ターゲットに広告が届きやすい点が特徴です。
特に、TikTokが新たに提供を始めた「コンバージョンリフトスタディ」を利用することで、特定の行動がビジネス成果にどのように影響するかを分析できるようになりました。広告を閲覧した人が閲覧しなかった人より購入する可能性が高いなどの仮説を立て、その仮説に基づき効果検証をすることができます。
プロモーションに合わせた広告選び
TikTokでは、多様な広告商品が用意されており、企業のニーズに応じた手法で広告を出稿することが可能です。
例えば、企業オリジナルのエフェクトを作成してユーザーに楽しんでもらう「ブランドエフェクト広告」や、特定のハッシュタグを使ってユーザーに動画投稿を促す「ハッシュタグチャレンジ」といった、ユーザー参加型の広告商品が多いことが特徴です。
ブランドイメージやプロモーション施策に適した広告商品を選ぶことで、ユーザーの関心を引きつけるエンターテインメント性のあるプロモーションを実現し、広告効果を最大化することができます。
TikTok活用の成功事例
ターゲティングとハッシュタグの活用
※参考:韓国の美容ブランド「メディキューブ」によるプロモーション動画
韓国の美容ブランドであるAPRが展開するメディキューブでは、アメリカ市場における認知度向上を目的にTikTokを積極的に活用しています。
特に、11月のブラックフライデーとサイバーマンデーに合わせたキャンペーンでは、韓国コスメに興味を持つユーザーに人気の「#glassskin」というハッシュタグをプロモーションに活用しました。また、「#blackfriday」や「#thanksgiving」といったハッシュタグを検索したことがあるユーザーをターゲットに広告配信を実施し、高い転換率の向上を達成しました。
ASMRでシズル感のあるクリエイティブ
日本マクドナルドは、従来の華やかな動画とは打って変わった斬新なTikTok広告用のクリエイティブを制作しました。この広告では、視覚要素を最大限に絞り込み、没入感のある新しいシズル表現を演出。食材が焼ける音をASMR風に取り入れ、音声のみで商品の魅力を訴求しました。
斬新なクリエイティブによるアプローチにより、26万以上の「いいね」を獲得し、1,560万回の再生数を記録しました。さらに、キャンペーン前後で比較すると、対象メニューの注文率が3.5%増加するという成果を上げました。
まとめ
TikTokを企業で活用するメリットやプロモーションでの活用ポイント、成功事例まで幅広くご紹介しました。
TikTokには多様な広告商品が存在するため、ブランドに適した戦略を立てることが重要です。導入のハードルは高いかもしれませんが、小規模なプロモーションからでも活用していき、効果測定をしながらTikTokを活用していくことをおすすめします。
それぞれのSNSの特性を理解し、プラットフォームに合わせたプロモーションを展開していきましょう!
アジア最大規模のAI(人工知能)を用いたインフルエンサーマーケティングプラットフォーム!「featuring(フィーチャリング)」について
フラッグは日本でのインフルエンサーマーケティング支援を強化するため、featuringが保有するインフルエンサープラットフォームを、日本市場向けに最適化し、みなさまにご提供する予定です。
日韓のインフルエンサーを活用して、日韓双方の市場に向けたインフルエンサーマーケティングを可能とし、国境を越えたクロスボーダーマーケティングソリューションもご提供予定です。X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTokのプラットフォーム支援を目的としています。
featuring(フィーチャリング)に関するご相談&お問い合わせはこちら