「インプレッション」と「リーチ」の違いは?ややこしいデジタルマーケティング用語をおさらい
概要
このコラムでは、「インプレッション」と「リーチ」など、似ているけれど異なるデジマ用語を図でわかりやすく解説します。
これらの違いを正確に理解することで、日常業務でのコミュニケーションのすれ違いを防ぐことができます。正しく理解し、説明できるように対策しておきましょう。
目次
- インプレッションとリーチの違いは?
- インプレッションとは
- リーチとは
- UU数とセッション数とPV数の違いは?
- UU数とは
- PV数とは
- セッション数とは
- KPIとKGIの違いは?
- KPIとは
- KGIとは
- まとめ
インプレッションとリーチの違いは?
インプレッションとリーチの違いは、会議などでSNSレポートを説明するときによく混同されがちですよね。「インプレッションが多い=多くの人に届いた」と誤解しやすいですが、実際は異なります。
インプレッション
広告やコンテンツがユーザーに表示された回数。ユーザーが同じ広告を何度も見る場合もカウントされ、露出の度合いを測る指標です。
リーチ
広告やコンテンツを見たユニークユーザーの数。同じ人が何度見ても1カウントで、実際にどれだけの人に届いたかを示す指標です。
UU数とセッション数とPV数の違いは?
ウェブサイト分析の指標として、UU数、セッション数、PV数の違いが混乱しやすいことがあります。特に、PV数が多いと「多くの人が訪問した」と誤解されがちですよね。
UU数(ユニークユーザー数)
サイトを訪問したユニークなユーザーの数。同じユーザーが何度訪問しても1カウントとして計測されます。
セッション数
ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動を1回とカウントします。複数ページを閲覧しても1セッションです。
※ただし離脱したユーザーが30分以内に再訪問した場合は1セッション、30分以上経過して再訪問した場合は2セッション、何もアクションをせず30分経てばセッションは終了します。
PV数
サイト内のページが表示された回数。ユーザーが再訪問するたびにカウントされます。
KPIとKGIの違いは?
KPIは日々のタスクに集中しすぎると、KGI(最終目標)と混同しがちですよね。短期的な成果と最終目標を分けて考えることが大切です。
KPI(重要業績評価指標)
目標達成の進捗を測るための具体的な数値指標。日々の業務やキャンペーンの効果を評価するために使用されます。例としては「サイト訪問者数」「成約率」などが挙げられます。
KGI(重要目標達成指標)
組織やプロジェクトの最終的な目標や成果を測る指標です。KPIが目標に到達するまでの進行状況を測るのに対し、KGIはその最終的な目標(例: 売上、利益)を表します。
まとめ
デジタルマーケティングにおける指標は、施策の成功を左右する重要な要素です。
インプレッションやリーチは広告効果の範囲を測り、セッション数やPV数はサイト内でのユーザー行動を把握します。KPIとKGIはプロジェクトの進行状況や成果を評価するための指標です。
これらの指標を「なんとなく理解」していると、コミュニケーションのズレや誤解が生じ、戦略の効果を損なうリスクがあります。だからこそ、これらを曖昧にせず、しっかりと習得しておきましょう。
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