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SNS投稿に使える!Xトレンドワード予測10月

概要

Xはトレンドが重要なプラットフォームです。
トレンドワードを活用することでブランドの認知拡大、エンゲージメント向上、フォロワーの増加などが見込めますので、その時々の文脈を読み解き効果的に活用することがオススメです。フラッグでは昨年のデータから「瞬間風速」「ユニークワード」「上昇率」などの様々な観点でトレンドワードを予測。トレンドを活用した他社事例を紹介していますので、ぜひSNS運用の参考にご活用ください。
※弊社事例ではないものも含まれています

10月のトレンド予測

#天使の日(10月4日)

下着メーカー「トリンプ・インターナショナル」が同社の商品「天使のブラ」の1,000万枚販売達成を記念して制定された記念日。「天使」にちなんだイラストを投稿する絵師や、アイドルなど自らの推しを投稿するポストが散見されました。

推し用語でフォロワーと共感する

「ワーナー ブラザース ジャパン」は、作中に登場するワンカットとともに推しキャラクターの尊さをアピールする投稿で、84万インプレッションを獲得しました。
キャラクター自体に価値はありますが、その価値を最大化するための文脈作りがプランナーの腕の見せどころです。今回もキャラクターの魅力だけでなく、フォロワーの感情に「同調」するような投稿が数字に寄与したのではないかと考えられます。

最近では、「ご査収ください」といった推しへの愛を表現する言葉が多様化しています。「沼」「神」といった言葉に加え、及川光博さんの「僕のファンは“沼にはまる”とは言わない。“泉につかる”って言う」という発言が話題になるなど、その表現方法はますます広がっています。

かつては、「w」の多用や「きたぁあああああああああッ!!!」など、興奮した感情を文字でそのまま表現することが主流でしたが、令和の推し用語では、「推しが尊い」「わかりみが深い」といった溢れ出る感情を一周し、噛みしめる冷静な表現が増えていると感じます。こういったSNS文脈を活用しながらフォロワーとのエンゲージメントをあげていくことはフラッグのSNSプランナーの得意分野であり、Xでは非常に効果的といえます。

引用:ワーナー ブラザース ジャパン

#スポーツの日(10月14日)

2024年の「スポーツの日」は10月14日(月)です。長年親しまれてきた国民の祝日「体育の日」が2020年に「スポーツの日」に生まれ変わりました。「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。

問題提起を含んだメッセージは賛否を生む

コナミスポーツ株式会社は、企業に関連する記念日を活用し、運動会をテーマにしたメッセージを通じてユーザーの共感を得ることで、高いエンゲージメントを獲得しています。

運動会での順位や得点に対する苦い思い出から、「運動嫌い」になった方も少なくないはずです。コナミスポーツは、そういった方々に「少しでも身体を動かすことの楽しさ」を伝え、「#ゆるジム通い」を促進したメッセージで共感を呼んでいます。

こうした問題提起を含んだメッセージは、たびたび賛否両論を巻き起こします。たとえば、ベルギーの高級チョコレートブランド「ゴディバ ジャパン」も、バレンタインデーの前に「日本は、義理チョコをやめよう」というキャンペーンを展開し、賛否の声を集めました。(ちなみにその後発信されたブラックサンダーの「一目で義理と分かるチョコ」は非常に秀逸なコピーです。)

このように、企業が社会的なテーマを取り上げることは、ユーザーとの共感を生み出しつつも、時にはさまざまな意見が寄せられることもあります。しかし、共感を得ることでブランドの信頼性を高め、長期的な関係を築くきっかけになる、といえます。

引用:コナミスポーツ株式会社

#地味ハロウィン(10月27日 ※注意)

「地味ハロウィン」とは、デイリーポータルZが主催するイベントで、派手な仮装ではなく、日常的な「地味」な姿を再現するユニークな仮装が特徴です。毎年Xで話題になり、ユーモアと発想力を競う場として人気を集めています。まだ正式なイベント日程が発表されていないため、注意が必要ですが、過去5年の開催日の傾向として最終週のハロウィンに近い土日なので、今年は10/27ではないか、と予測します。(正式な発表をお待ちください)

<過去5年>
2019年10月27日(日)
2020年10月31日(土)
2021年10月31日(日)
2022年10月30日(日)
2023年10月29日(日)

トレンドにも鮮度が高いと低いがある

ぐでたま公式は、#地味ハロウィン イベントの当日にのっかり、エンゲージメントを獲得しています。

こちらの大きなポイントは、トレンドの鮮度の高さです。Xでは時事性が一番重要です。
今日起きたこと、ではなく今起きていることにのっかることが一番注目されるコンテンツとなります。
一時期ちょんまげ小僧の「ひき肉です」といったワードがバズっていたときに、企業各社のネタ投稿がバズっていました。しかし投稿タイミングが遅れてしまうと、エンゲージメントを逃してしまいます。

過去のXの傾向や、ユーザーの反応を事前に予測したことで成功に繋がったのではないかと言えます。

引用:ぐでたま【公式】🍥🕙

#ハロウィン(10月31日)

ハロウィンは、毎年10月31日に行われるイベントで、仮装やパーティー、トリックオアトリートが楽しみとされています。Xでは、ハロウィンレシピや仮装のアイデアが話題となる傾向にあります。

子ども向けのレシピ、決定権は作る人にある

ジョンソンヴィル公式アカウントは、ハロウィンをテーマにしたソーセージレシピを紹介し、ユーザーから高いエンゲージメントを獲得しました。特に保存数が100件を超えています。

この投稿がよい点は、「食べ応えのあるちょっとリッチなソーセージ」というジョンソンヴィルの特徴が、ハレの日にふさわしい食材としてアピールできたことです。さらに、「比較的簡単」「ハロウィンらしいビジュアル」「ワンハンドで食べられる」といった要素が、料理を作る親やパートナーにとって非常に魅力的に映った点も大きかったと考えられます。

今回のレシピが子ども向けであれば、最終的な選択権はこの投稿を見た親にあります。よくハレの日のレシピとして「派手で手が込んだレシピ」がよく見られますが、それでは作り手の手間を考慮していないのであまりエンゲージメントに繋がりにくいこともあります。
商材の特性にもよりますが、ジョンソンヴィルの例からみても「手軽だけれど、手間をかけたように見える、子どもが喜びそうなレシピ」がXでは求められているのかもしれません。

引用:ジョンソンヴィル

まとめ

X運用ではトレンドやリアルタイム性のある話題を日々キャッチアップしていくことが重要です。ユーザーの共感やエンゲージメントを獲得するだけでなく、毎月振り返りを行いPDCAを回していくことがアカウントの成長に繋がります。

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