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Interview

佐原宏枝

オフラインからデジタルへ
映画宣伝のさらなる高みを目指す

デジタルプロモーション事業部 映画宣伝プロデュース部 
Webパブリシスト / 東京

佐原宏枝

大学卒業後、複数の映画宣伝会社でTVやラジオなどの電波、紙媒体向けのパブリシティ業務に従事。2017年2月にフラッグ入社。以降はオンラインメディア向けのWebパブリシティ業務を担当。『HiGH&LOW THE WORST』などの邦画からハリウッド超大作、VODのオリジナルコンテンツまで、国内外問わず幅広い作品のプロモーションを多数手掛けている。

フラッグで働きたいと思った理由は?

時代はオンラインに。「動くなら今だな」と思った。

前職では洋画メジャー作品の電波・紙媒体向けのパブリシティを担当していました。もともとエンタメ業界の仕事がしたくて、大学卒業後に愛知から上京して以来、ずっとパブリシティ一筋。30歳を目前にして映画業界での知識が増えてきた頃、古くからのクライアントである配給会社さんがオンライン宣伝に注力し始めたんです。これまでTVをメインにしていたのが、わかりやすくソーシャルの反応を気にするようになってきたので、このままオフラインを仕事の中心にしていいのだろうかと考えるようになりました。その時にちょうどある作品で一緒に宣伝活動したオンライン担当がフラッグでした。フラッグの人はすごく楽しそうに宣伝をしているし、仕事は丁寧で信頼できるなという印象を持ちました。前職の仕事が忙しかったこともあって、一旦休憩しようと会社を辞めたところ、「オンラインに少しでも興味があるなら話を聞いてみませんか?」と声をかけていただいたんです。フラッグではスタッフのモチベーションを大事にしているということを聞いて、やりたいことにチャレンジできる環境があるんだろうなとイメージできましたし、クライアントが気にするメディアがソーシャルに移っていっていることもあって、「動くなら今だな」という気持ちになりました。

どんな仕事をしていますか?

以前よりもユーザーとの距離が近くなり、視野も広がった。

いまは映画のオンラインパブリシティ業務を担当しています。具体的にはクライアントから請け負った作品をオンライン上のメディアに向けてどう宣伝していくかをプランニングしながら、メディアに対して売り込んでいって企画を実現させていくというのが私の仕事です。フラッグに入って驚いたのは、考えることの多さです。紙や電波でできないことをオンラインで埋めていくイメージで、クライアントから求められることが多く、それをフラッグの皆さんが平然とこなしていることにびっくりしました(笑)。前職に比べてユーザーとの距離が近くなったので、その感情の動線みたいなものを気にするようになったし、どのように作品が広がってほしいかというところまでこだわって宣伝戦略を考えるようになりました。また、オンラインでは作品宣伝の全体の動きを俯瞰で見て、長期的なスパンで戦略を立てる必要があるので、そういったこともここ数年で癖づけられました。宣伝プロデューサーのもと、広い視野で作品を動かしていくというのは楽しいです。

私が所属するPRプロモーション部のWebパブリシティチームは4チームあって、そのうちの1チームのチームリーダーとして、担当作品の振り分けや業務量調整などの管理も行っています。私のチームには他に4名所属していて、担当作品は1作品につきメイン担当とサブ担当の2人1組で回していきます。案件毎にチームを組むことで生まれるアイデアが広がり、年間を通してたくさんの作品に関わることができます。多種多様なジャンルの作品について考えることで、宣伝方法やコミュニケーション方法を広く学べるので、本当に贅沢な環境だと思います。そんな中で、作品の公開日がずれることがよくあるので、メイン担当作品の公開月がかぶらないようにしつつ、やりたい作品を担当できるよう上手く調整することも私の大事な仕事です。

どんな時に仕事のやりがいを
感じますか?

どの作品を担当するにしても作品に対する熱量は変わらないし、大ヒットさせることだけを考えてやっているのですが、なんとなく「この作品当たるだろうな」と、これまでの経験から分かる瞬間があるんです。そう感じられる作品に出会えた時は辛くても頑張ろうと思えるし、実際に当たった時は諦めなくて良かったなと思います。この感覚はこの映画業界だからからこそ味わえることなのかもしれませんね。職業柄、有名なスターに会える機会も多くありますが、私は、監督や脚本家などから撮影当時の話を聞くのが非常に好きです。現在担当している作品では監督やスタッフ、俳優さんたちの作品に対する愛がとても強く、その熱量を直に感じることができるので、そのような作品を担当することができて幸せですし、やりがいも感じています。

今後の目標は?

新しいことにチャレンジする姿勢を崩さずにいたい。

紙や電波に加えて、フラッグでWebの宣伝もやることができたので、それよりも上に進みたいと思っています。具体的には宣伝プロデューサーという肩書で、映画作品の宣伝戦略をゼロから立てて統括していく立場を目指したいです。最近、フラッグでは映画の買付や共同配給にも取り組んでいて、いまは自社の宣伝プロデューサーのサポートをしながらAP(アシスタントプロデューサー)として勉強しています。将来的には宣伝プロデューサーを任せてもらえるよう、今後も新しいことにチャレンジする姿勢を崩さずにいたいです。

一緒に働きたいのはどんな人?

明るくて度胸があってよく笑う人ですね。そういう人が宣伝マンに向いている気がしますし、私の部署にもたくさんいます。あとは諦めない人。たとえ映画が当たらなくても、原因を分析した上で次に挑むことができる人が宣伝に向いていると思います。それから、当たり前の話なんですけど、相手の話を聞いて考えることもこの仕事には求められます。作品にどこまでも寄り添える、考えられる人と一緒に働きたいです。