株式会社フラッグ キャリア採用サイト

menu

Interview

田上友紀

従業員一人ひとりの
気持ちに寄り添いながら
会社の発展を目指す

コーポレートデザイン部 / 東京

田上友紀

大手総合広告代理店での総合職、都内区役所での窓口業務を経て、2016年4月、フラッグに入社。マネージャーとして、企業活動を支えるバックオフィス業務に幅広く従事。

フラッグで働きたいと思った理由は?

新卒で入社した会社では入社直前に妊娠が発覚したので、入社を一年遅らせていただいて、子供がいる状態でキャリアをスタートしました。営業統括という営業の数字を出したり経営資料を作成したりする部署で2年間働き、その間に2人目が生まれました。3年目にJOBローテーション制度によってコンテンツを扱う部署に異動したのですが、現場での仕事が忙しく、仕事と家庭の両立が難しくなってきてしまったので、退職することにしたんですね。役所から業務委託を受ける会社に転職し、都内の区役所の窓口業務をしていました。そこでは2年ほど働いていたのですが、業務委託という性質上、業務を改善する権限がなく、決められたマニュアルに沿って仕事を進めることにストレスを感じていました。もっと自分で考えたものを形にできるような仕事がしたいと思って、転職活動を始めたところ、フラッグを見つけました。家から近いということも魅力でしたが、面接で上司になる方とお話した時にすごく気があって、楽しかったというのが入社の決め手になりました。

どんな仕事をしていますか?

“同じ思いをしてほしくない”という気持ちから
「子ども子育て休暇」制度を新設。

給与計算から社保関連手続き、就業規則の改定、マニュアル・制度作成、各種人事相談窓口、採用関連業務といったいわゆる人事総務の仕事のほか、社員総会や社員旅行といった社内イベントの企画・運営・実施など、幅広くやっています。チーフとして部下の教育やマネジメントもしています。

フラッグに入社して半年も経たない頃、当時まだ制度として存在していなかった「子ども子育て休暇」制度を提案し、実行しました。未就学児を養育する従業員に対して、子供関連を理由とした休暇であれば有給の特別休暇を付与するというもので、私の子供が小さかった時にもっとお休みが欲しかったことからも提案したのですが、「いいんじゃない?」と上司に受け入れてもらえて、実現できた時は嬉しかったです。入社して間もないスタッフの意見を聞き入れてくれる風通しの良さを感じました。私が一社目で子育てと仕事を両立できなかったことから、フラッグの従業員には同じ思いをしてほしくないという気持ちがあります。社長も同じ気持ちでいてくれるので、有り難いです。

また、昨年から新卒採用をメインで担当することになり、一次面接を一人で対応しました。最大6名のグループ面接を2週間かけて行い、約140名の学生さんと会ってお話するというのは大変でしたが、もともと人と話したり人の話を聞いたりすることが好きなので楽しかったです。

どんな時に仕事のやりがいを
感じますか?

一人ひとりに寄り添えた時は、どんなささいなことでも嬉しい。

私は従業員一人ひとりの人生をしっかりと考えることを大事にしているので、何か相談された時に、その人にとって一番良い選択肢を取れるような応援ができるようにしたいなと思っています。バックオフィス業務ですと、特に大きな案件を扱うわけではないので、達成感を味わうようなことはほとんどないのですが、日々いろんな人に頼られてそこにちゃんと寄り添えたかなって思えた時は、どんなささいなことでも嬉しいですね。

フラッグは働きやすいですか?

お互いを尊重し合える関係性が、働きやすさに繋がっている。

基本的に子育てに対する理解がすごくある会社なので、それが働きやすいなと思います。世の中には子育て支援に関する制度があっても実際には使えなかったり、早退しづらかったりということもあると思うのですが、フラッグでは一切ありません。保育施設や託児所といったものはありませんが、仕事納めの日に会社のカフェテリアに娘を連れてきたんです。そこでは皆さんが温かく受け入れてくれて、社長もどんどん活用した方がいいと言ってくれました。そういった場所があることは有り難いなと思いますね。

あとはフラッグ全体で人を尊重し合っているなっていうのは日々感じていて、子育てしている人だけでなく、人の好きな物事に関しても、その人の人生に干渉しようとせずちゃんと多様性を認めるところがあるので、そういった面でも働きやすいと思っています。

今後の目標は?

新たな部署ができたり、執行役員制度を導入したりと、組織が変わってきているので、まずはきちんと制度を整えていきたいです。それから、従業員数も250名を超えているので、組織としての在り方を考えていかないといけないなと思っています。会社が大きくなるにつれて、お互いの顔と名前が一致しない人も増えてくるので、社内コミュニケーションの一環として、各部署のマネージャーを集めてロサンゼルス(フラッグ米国法人オフィス)での研修や東京本社でのマネジメント研修を実施しました。お互いを知ることを推進していく立場として、今後も従業員同士が名前を覚えられるようなきっかけを作っていきたいなと思っています。

一緒に働きたいのはどんな人?

人事総務の仕事は労務の仕事などのルーティーン業務もありますが、会社がどんどん新しいフェーズに向かっているので、今までやったことのないことに取り組むことが必要になります。そのため、経験のないことに対して恐れずにリサーチして仮説を立てて実行できるような人が求められますし、そういう人と一緒に仕事をしたいですね。また個人的には人権に対する感覚がフラットというか、時代に合ったグローバルな感覚を持っている人が好きです。セクシュアリティも含めてその人の性質を尊重し、リスペクトをもって接することができる人がいいなと思います。